Yocto Project 公式実践講座
Yocto Project® Super Practical Online Course (LFD461-JP)
本講座について
Linux は、AI、自動運転、IoT といった、今大きな話題となっている先端領域でも重要なテクノロジーです。 その開発に必要となる Linux として Yocto Project への関心は高く、開発環境である Yocto BSP(Board Support Package)が採用されるケースも増えています。
一方で、Yocto BSP では "レシピ"、"レイヤー"、"Poky"、"BitBake" といった言葉が使われているように、これまでと異なるアプローチ、仕組みで構築されているため、その理解、習得の難しさが課題となっています。
このような状況を解消し、お客様の製品開発を支援するために、リネオでこれまで行ってきた Yocto 関連の開発、サポートやセミナーでの知見やノウハウを統合した、Yocto Project 公式実践講座を開催します。
Yocto Project の中核となる BitBake やツールについて、詳細な解説と演習で構成しています。演習は実際の開発現場をイメージしており、演習を進めることで、BitBake のわかりにくさ、難しさは解消され「BitBake なんて怖くない」となることを期待できます。
本講座の特徴
The Linux Foundation® 認定トレーニングパートナー
リネオは、 Yocto Project の日本における普及促進を目的に、Linux Foundation の認定トレーニングパートナーとして、世界で初めてとなる日本語でのYocto Project 公式実践講座を提供いたします。 リネオが独自で開催をしてきた日本語でのハンズオンセミナー「Yocto 超実践講座」は、 講座内容を Linux Foundation のトレーニングにリニューアルし、 「Yocto Project Super Practical Online Course (LFD461-JP)」として開催いたします。 トレーニングを修了すると Linux Foundation から修了証が発行されます。
The Linux Foundation とは?
2000 年に設立された Linux Foundation は、1,500 を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソースソフトウェア、オープ スタンダード、オープンデータ、およびオープンハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.js をはじめとする Linux Foundation のプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundation は、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューションプロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープンコラボレーションモデルを生み出します。 詳細については、The Linux Foundation サイト をご覧ください。
※リネオは Linux Foundation のメンバー企業です。
講座概要
コース名称 | Yocto Project Super Practical Online Course (LFD461-JP) |
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対象 |
クロス開発環境の実習を行うため C 言語プログラミング環境に関する基礎知識を必要とします。エディターに関して、vi/emacs を使えなくても実習ができるように考慮しております。
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日程 | 3 日間のコースです。開始 10 分前までにウェビナーにご参加ください。 1 日目:13:00-17:00 2 日目:10:00-17:00 3 日目:10:00-17:00 |
受講方法 | 本講座は Microsoft Teams を使用したオンライン講座となります。職場やご自宅などから Microsoft Teams と HTML 5 対応 Web ブラウザを使用し受講頂けます。 |
費用 | 308,000 円(税込み) |
定員 | 4 名 |
演習環境 | BitBake を高速に実行できる高性能 PC を使用します。 Host PC: Intel Core i7 評価ボード:Qemux86 を使用します。 |
演習内容 | 講座は、講義と演習で構成されています。 1 日目: Yocto Project について、その概要や経緯を理解するとともに、開発環境の中核となるツール BitBake について基本となるシステムの構築演習を行いながら、詳しく解説します。 2 日目: Yocto Project が提供するツールである Toaster やランタイムパッケージ管理システムの使用を含んだ各種カスタマイズの手法の解説・演習を行います。 3 日目: SDK を使用したクロス開発・Yocto Project 環境下でのデバッグ・devtool を使用した開発に関する解説・演習を行います。 |
ご準備頂くもの |
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タイムテーブル
次のような内容での実施を予定しています(一部変更となる場合もありますので、あらかじめご了承ください)。
1 日目 | 2 日目 | 3 日目 |
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挨拶Yocto Project について
Poky について
イメージの生成実習
buildsystem 詳解
生成したイメージの起動実習
CVE に登録された脆弱性の確認
ライセンス
質疑応答 |
カスタマイズ
昼食休憩Toaster
OpenEmbedded Layer Index
ランタイムパッケージ管理
質疑応答 |
SDK を使用した開発
gdb を使用したデバッグ
昼食休憩eSDK(devtool) を使用した開発
質疑応答 |
申し込みから受講までの流れ
お申込みの完了までには、およそ 1 週間ほどかかりますので、お早めにお手続きください。
ステップ 1:受講約款のご確認
受講約款をご確認頂き内容に同意頂いた上で、お申し込み手続きをお願いいたします。Yocto Project® Super Practical Online Course (LFD461-JP) 受講約款
ステップ 2:ウェビナーへのお申込み
下記の「開催スケジュール・お申込み」にある「お申込み」ボタンより、お申し込みフォームへの登録を行ってください。個人情報については、当社ならびに関係会社にて各社のプライバシーポリシーに沿って適切に管理をいたします。各社のプライバシーポリシーは以下のページよりご確認頂けます。ステップ 3:受講申込書の送付
ウェビナーお申し込み確認後、弊社より受講費用・お支払い条件を記載した受講申込書をお送りいたします。必要事項を記入の上、ご返送ください。※お支払い条件:受講月の末締め翌月振込み
ステップ 4:講座受講のご案内
弊社で受講申込書の確認後、『受講申込確定』の通知をいたします。その後、講座を受講頂くために以下の情報をお送りいたします。- 講座テキスト
- ウェビナーに参加頂くための URL
- 開発マシンへリモートアクセスするための情報
ステップ 5:請求書・業務完了報告書の送付 / お支払い
講座受講日の最終日に請求書および業務完了報告書をお送りいたします。- 業務完了報告書:講座終了後、所定事項を記入しご返送ください。
- お支払い:請求書記載の指定日までに受講費用を当社指定口座へお振込み下さい。